人には言えない小説

どろどろの色欲にまみれつつ、どこまで平然とした顔が出来るか見ものですね。
ジキルとハイドが如く、その微妙なバランスを保つことって美しくないですか?

2016年10月のブログ記事

  • #12

    会社帰りの電車の中。 資格試験も終わったし、と久しぶりに彼氏と夕ご飯を食べることになった。 実は、彼のマンションまでは、会社から私のアパートに行くよりも近い。 電車で1回乗り換えて数十分、駅から歩いてすぐ。 それでも同棲しないのは、自分の時間は欲しいと彼が言ったからだ。 頼み込んでまで人のうちに住... 続きをみる

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  • #11

    「はぁ・・・」 私一人の早朝の仕事場。聞こえてくるのはやっぱり私のため息だけ。 当たり前と言えば当たり前なんだけど、 それ以外の音が聞こえることを期待してもいないけど。 昨夜のふざけたうどん野郎は、ちゃんと仕事場に着いただろうか。 途中の電車で眠りこけて、乗り過ごしてないかと少し心配になった。 L... 続きをみる

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